【私が利用した断食の施設の情報は
断食リトリート4のコメント欄に
書きました~】
10年くらい前に働いていた職場に日本語ペラペラのオーストラリア人(男性独身)が働いていて、
ある日、赤ちゃんの写真を見せてくれた。
彼の従弟か彼の兄弟のお子さんだったか忘れたけれど
(流ちょうな日本語で)「僕がこの子のゴッドファーザーなんだ」。
ん?ゴッドファーザー?という顔を私がしたのか
(流ちょうな日本語で)「この子の両親に何かあったら、僕が責任を持って面倒を見る。僕がゴッドファーザーなんだ」
と説明してくれた。
「ゴッドファーザー」という言葉は有名な映画でしか知らず
しかもこの映画をきちんと見ていない私は
初めてゴッドファーザーのもともとの意味をその時知りました。
(でも、今回ブログを書くにあたって全く違ってたら困るのでネットで確認♪
キリスト教のカトリックにおける洗礼の立ち合いや名づけ親で後見人みたいな役割の
人のことを指すみたいです)
その時は、へぇ~そんな役割を持った人をゴッドファーザーというんだ~と驚いたのと
オーストラリア人の独身の彼が「もしこの子の両親に何かあったら僕が面倒を見る」ということを
少し誇らしく嬉しそうに話していたのを今でも思い出します。
その子の親に何かあったらもちろん困るけれど
そうやって後見人を決めておくシステム(?)に納得してしまったことも思い出しました。
(日本の昭和なドラマや漫画で「親戚をたらい回しにされ・・・」という話が
あまりに多いためか^^;)
もともとは宗教上の大きな意味合いもあったと思うゴッドファーザー、ゴッドマザー(女性の場合)ですが、
子どもがいない人生LINKSを歩むことになって
この話を思い出したのは、、、
もしゴッドマザーのようなシステム?慣習が日本にあって
自分が誰かのゴッドマザーになっていたとしたら、またゴッドマザーになれるとしたら
実子ではないけれど人生における生きがい、のような存在を持てることになるのかなと
ふと思ったからでした。
いやいや、宗教上の意味があるので、そう思うのは大変場違いなこととは思っています。
ただ、少子化の時代に子どもの貧困が問題になっていて、
子どもを欲しくても持てない人がいるのであれば
あしながおばさん?あしながおじさん?里親?フォスターペアレント?フォスターマザー?・・・
精神的に、
そして必要であれば金銭的なことをできる範囲でサポートするよ、
みたいな制度習慣とかあったらどうなのかな~、ちょっとあったらいいかも、、、と思いました。
実親が嫌がるとか
恩着せがましい援助は嫌だとか
日本は多分そんな意見が先ず出る国だと思います。
が、
保育園に入れない、保活が大変、
保育士が足りない、とか言う時に
子どもがいる人だけでなく、垣根を超えて
助け合えたらいいのにねぇ~、と。
まあ難しいけど、、、
前にグアテマラの男の子のフォスターペアレントだった話を
書きました。
自分が住んでいる国(日本)だと「子どもがいる人」「いない人」と線がひかれるきらいがある。
逆に遠い国の子どものサポートをする方がハードルが低くしやすいのは
ちょっと?と思うのでした。