「子どもがいない人には分からない」考3

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「子どもがいない人には分からない」考2つづき

~の人には分からない
~じゃない人には分からない

といった
~には分からない、を話し相手に投げかける場合(~にはいろいろなことが入ります)、

築いている人間関係を一瞬にして切ってしまうかもしれない言葉。

今回リンクスに投げかけられることもある
子どもがいない人には分からない、をじーっくり考えていたら
~には分からないという言い回し自体がすごーく気になってきました。

基本的に理解しようとか寄り添おうとしている相手に対して
「~のあなたには分からない」と言ったら
そこで関係はぶつっ、と切れます(後で元に戻る人間関係だったとしても)、その時点で
一瞬関係が切れます。

この言葉に2つの種類があって

1つ目が優越感から来るもの
2つ目が劣等感から来るもの

1つ目は例えば
・海外で働いたことがないあなたには分からないよ
・医者でないあなたには分からないよ

と明らかに話す人が一般的に優位と言われる立場にいる場合。
相手を見下す。まあ本当に言ったらイヤな奴なので
冗談で言っているのが分かっている場合は言ったりするかも。
でも本当にこういうことを言う人がいて
タカビー(死語)とか言われ評判悪いです。

2つ目は例えば
・リストラされたことがないあなたには分からない
リストラされたことがある人が
実は恵まれた条件で働きながら職場のグチをいつも言う友だちに
対して心の中で言う場合などです(相手には普通言えない)。
リストラされたことがあるのは私です^^;似たような状況はかつてありました。

・親がいるあなたには有り難さが分からない
若者どうし。
親が心配してうるさい、と悪口やグチばかり言う友達に対し
て幼い頃に親を亡くした子が相手に対して
言う場合などです(普通相手には言えないかも)。

この2つ目は言う側(面と向かっては言えないことが多い)が
一般的にマイナスを背負っている場合です。
劣等感からくる思いなので、フクザツです。

続きます。

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