先週で終了した2021の秋から今年の4月までやっていたNHKの朝ドラ。
今回は始まって2週間くらいから見始めたら面白くて最後まで見てしまった。
100年間という設定の中にヒロイン3名出てくる。祖母、母、娘。娘は1965年生まれ。
時代的な雰囲気、当時の女性が感じる社会的な風潮などかなり身近に感じた。
3代のヒロインの最後はいわゆるキャリアウーマンでドラマ終了時には多分独身。子どもがいない。ドラマ上60歳。
この年代が社会に出た頃は「寿退社」がメジャー。少しずつ出産を契機に退職がメジャーに移ってきたけれど、仕事と家庭の両立はまだまだ難しかった。
ヒロインは結婚したくなかったわけではないけれど、恋人と別れて流れでバリバリ仕事を続けることになり。
3代目のヒロインと同時期でヒロインのような人生(仕事、未婚独身、ノンファン)の知り合いは結構周りにいる。
3代目の女主人公に子どもがいないってことは、この家族の女系のDNAはつながっていかなかった、ということ。
ここ結構キモ(ノンファンにとって)。朝ドラ主人公はプロフェッショナル職業を持っていても結婚して子ども産んでの女の一生ドラマが通常。
「子どもは?お孫さんは?」とすぐ聞いてくる、子どもいる当然目線のおばちゃま視聴者も多くいるでしょう。
しかし、現実の社会のなかでは、3代目主人公のようなノンファン人生を生きる女性を
現実社会の中では異物として思う年配女性も多いかもね。
充分彼女たちに会ってきたし。