法人閉じるのを機に仕事関係の資料や書類を
整理しているのですが
いい機会なので仕事以外のものも今までより深い断捨離モードになってきて
バシバシ処分したり整理しています。
その中で
昔のよく読んだ雑誌が出てきたり日記が出てきたりして
(ここは時間をあまりかけない方が捨てられるけど)
読んでみると
「あ~、こんなことあったな、こんなこと思っていたな」という
ことがたくさん。
ほとんど忘れかけていたことも多い。
自分で片付けてしまいたいものだけれど
子どもがいないから
もし残ってしまったとしても
思い出して中は見る人もいなくて事務的に
可燃ごみや不燃ごみとしてただ処分されるだけでしょう。
それで、そんなこと思っている時に
「マディソン郡の橋」の映画のワンシーンを思い出したのだ。
確かこんなストーリー
主人公はアメリカの片田舎の平凡な主婦(メリルストリープだったと思う)。
ジャーナリスト?(←クリントイーストウッド)と恋に落ちたけれど
結局彼とは一緒に行かず夫の元に残り一生を終えて・・・で
当時女性の間で流行った映画だった。
平凡な主婦のままを飛び出して恋に走ってみたい気持ちがわかるーとかそういう話題としても
ネタに出ていた。
それで、子どもたちが死後見つけた自分たちの母親(主人公)のメモだか日記だかに
その恋のことが書いてあって
子どもがそのことを話していたシーン。
それを思い出したのだ。
映画で子どもたちが「あの貞淑なお母さんが信じられないわ」的に話していた記憶がある。
子どもがいたらうっかり残したこんなの見つかっちゃうのかもね
その点ノンファンは気楽かな、なんて思ったりして^^;
あと、昔「オーラの泉」に出ていた江原さんが
こんなこと話していたこともあった。
お母さんが持っているはずのなさそうな真っ赤な下着が入っているタンスがあるとする。
死んだ後、子どもたちがそのタンスを開けようとすると
「そこ開けて見ちゃダメ~、恥ずかしい」
ってその下着を密に買っていたあの世のお母さんが
タンスをガタガタ揺らしたりして超常現象おこして開けさせたくないんですよ、という内容のお話。
真偽はともかくこの話を聞いている時は
ノンファンの断捨離のことでまさかその話を思い出すとは思わなかった~。
子どもに迷惑かけたくないのと同時に残しておきたくないものをきちんと捨てるというのも
子どもがいる人の終活のひとつかも。
ノンファンはそこのところは
子持ちより事務的にでも進められるのだろうかねぇ。