人生は一人でも面白い?

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その時々に自分に必要なことが書かれていたり、元気を与えてくれそうな本を探して読んできました。

今はネットで本が買えるので、本屋にいる時間は格段に減ったけれど、あれこれ細かいもの含め
悩み多き願望多き‼❓

20代30代は、

図書館(残念なことに新しい本は貸出されている)や本屋によく行っていました。

専門的な分野(料理や趣味etc)以外の本を探す以外はいつもだいたい「自己啓発」と名の付くコーナー。

今は「女性エッセイ」コーナーにもかわいらしい表紙の自己啓発本がおいてあります。

(今は自己啓発コーナーにはあまり行ってません。興味がなくなったというか。
ところで「自己啓発」ってことば、少しあやしげなところもありますよね。)

30歳を前にしたときは、「30までにやること」みたいな本、

そして35近くなればその年齢あたりの題名が入っていた本、

不利な条件から結婚した人や転職した人のいわゆる成功本。

各種のノウハウ本。

だいたい自分より若い人が書いている人の本は「まだこんな若い人が偉そうに」と
思い買わない(どちらが偉そうなんだか💦)。
自分が共感できるもの、似たようなバックグランドを持っている人の本はOKだけれど
なんだか「とても恵まれていそうな」人が書いた本は、「読者の気持ち分かるわけないじゃん」と買わない。

さすがに自分より若い人が書いたいい本が最近はたくさんあるので読みますが、要するに
その本を読むことで「今の自分が希望が持てそう」なものを求めてたんですよね。

篠田桃紅さんの『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』を新聞広告で見たときは
「ひゃ、ひゃくさんさい?」「人生一人でも、って結婚はされてないのかな?」と興味が湧き早速購入しました。
その後、テレビでインタビューにお答えされていたり、何度か取り上げられていて
御姿を拝見しました。

芸術の才能があってそれを職業とされているところは
一般の方とは違うと思います。
それでも戦争を経験して1世紀以上を生きてきている、
生涯独身を貫いている方の「人生は一人でも面白い」という言葉には重みがあります。

私、日常でも例えば、〇〇じゃなくて寂しい、行ったら一人だったので寂しかった、などすぐ言っています。
このブログの関連でいえば
子どもがいないと老後寂しいだろうな、と感じます。

でもそんなステージ(というのかレベルというのか?)を超えたような篠田さんの凛とした御姿に
孤高の気高さみたいなものを感じました。

私は1人でいることが苦にならない方だし、一人暮らしも長くしてきたけれど、
人生一人でも面白い、とは言い切れない、分からない。

著者は語る】美術家・篠田桃紅氏 「一〇三歳になってわかったこと

fukei8

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