酒井順子さんの本の感想その2です。
最初の方に書かれていたし
まさにそうそう、と実感とした一文が
「親が死んだ時のために、子供は存在する」。
酒井さんが親御さんが亡くなった時に実感したこと。
もし親を看取ったことがある方でしたら
同じように思った方いると思います。
私も父が亡くなった後の事務的な処理の膨大なことといったら驚いた、、、
(別に遺産なんかではアリマセン。
携帯電話の解約ひとつにしてもPCで使っていたプロバイダーの契約解除にしても
そういう細かいことがたくさんたくさんだし
平日日中働きながらはできないことも多い)
子供の頃や10代の頃におじいちゃんたちが亡くなっても
親がやっていたんだろうけれど
まあその頃の社会だったら
PCも携帯もないしまだよかったと思います。
今やPCやスマホに保存されているもの画像やメール含めて膨大
たくさんの会員登録、ポイントやクレジットカード。。。
亡くなった人が
記録などを残しておいてくれないと
後に残されて処理する遺族は大変だと思います。
事務処理以外でも埋葬とか
そのために必要な死亡診断書はいったい誰がもらってくれるのでしょう。
・・・と「考えても仕方ない」ことではありながら現実的である。
死んだ後のこと心配したってねえ、、、ですね^^;
多分、皆死んだ後まで迷惑を周りにかけたくないと思うけど
年老いて葬儀とかその後のこととか申し訳なくても
「安心して迷惑をかけてしまっていい存在」が子どもなんだと思う。
ということが
この年になって分かる。