子供がいない女性は昔からいたはずなのに
そして私たちの子供時代に周囲に子供がいない女性はいたはずなのに
彼女たちにはこんなに老後の不安があったのか!?
昔と今のいろいろな違いを思ったりする。
絶対的に(と思う)多様化している今の方が
子供のいない女性が生きやすいことは確か。
職も得られるし経済的にも自立できる社会。
昔(特に戦前ね)は家制度で封建的だから
子供がいなかったら社会的に今よりはるかにつらかっただろうし
経済的自立の道も限られていたし
子供を産まないと実家に
帰らされるなんてこともふつうの時代。
かなり蔑まれていたとも思う。
ただ、老後の心配(老後の生活、葬式などなど)という点では
現代より不安感が少なかったように思える。
まあ、寿命が延びたということがそもそも。
昔は寿命がもっと短くて介護に入る前に
亡くなってしまうことも多かったのではないか。
そして、昔は兄弟縁者が多かったから
たとえ子供がいない女性が一人でいたとしても
家長や数多くの身寄りの誰かが「家」の者の一員として
葬式でも出す可能性が高かったように思う。
寿命が延び、医療技術が進歩し、それはいいことだけれど
体も頭も元気で老いるならいいけれど
そうではない場合、、、長寿ゆえに昔はなかった心配不安材料が出てくるもととなる。
「長生きするのも大変よ」とは私が
よくシニアの人たちから言われる言葉です。
実感がこもっています。
う~ん、老後の心配がない戦前と今のどちらか、と言ったら
やはり今の方が悩む選択肢があり比べられないくらい
恵まれています。
*大阪交流会の詳細、今作成中で~す。