先月上旬、旅行の帰りに時間があったので
ある地方都市(人口約15万人強)で観光しました。
観光する場所は2つか3つ 2時間くらいあれば終わってしまう場所。
観光客とは少しすれ違ったけれど
寒い日で、駅前の商店街にもそんなに観光客はいませんでした。
たまたまその時がそうだったのかもしれませんが
なんとなく、さびれた雰囲気も感じてしまいました。
そうした街を歩くとき
子供がいないリンクスなので、すぐにこんなことを考えてしまいます。
「あー、ここで育って結婚して子供がいなかったらつらいだろうな~」
若い一時期を除き、どちらかというと人口が多い場所で暮らしてきたので
周囲に子供が多い住宅地に住んでいても
数十分の都心に出れば、オフィス街に行けば、
ファミリーばかりの環境からは
離れられる。
しかし、先日行ったような少しさびれた印象を受けた市で
子供がいなくて生活していたら、
孤独感が大きく逃げ場がないのではないか、と思ったのでした。
同じものを(映画でもニュースでもなんでも)見ても
人それぞれ、その人の背景からくる、その人ならでは思考をするんだな、と
よく思います。
寂しい街を歩いて先ず、
・都市部への人口集中と地方での過疎の問題を
考えてしまう人
・何の美味しいものがここにはないと考えてしまう人
・インフラの状況に目が行ってしまう人
etc etc
私は
「あー、ここで育って結婚して子供がいなかったら生活していくのつらそうだな~」
とつい考えてしまいます。