座禅会の話の続きです。
初心者に丁寧に教えてくれるのですが
座禅中、その時に湧いてきた考えを
追わず、払わずと言われました。
その時の話では、予定という思いが出てきたら→予定どうなっていたっけ→〇日は確か・・・とドンドン最初の「予定」から話を追っていく、これをしない。
払わずは、出てきた考え、思いを無理に払おうとしない。
だいたい人の悩みって追って、払って、だから出てくるもんなあ。
前に子供がいる友達のことを思い出して、
今頃子供さんは3歳くらいかな→独身の頃は昔はよく遊んだのにな→最後にメールしたのはいつだっけな→子供ができて連絡も取りづらくなったな→『エンドレス劇場』突入へ
この友達のことを追って追って・・・何回あったことか。
払わず、と言われて私がはっ、と思ったのは、
仕事も育児も両立している友達のことを思い出して羨ましいという思いが出た時
→あーまた羨んでいる、いけない羨ましいとか考えないようにしなくちゃ
と無理に思いを払おうとしている、これが逆に苦しみに・・・
昔からの格言や教えっていうのかそういうものが
今に通じる。
人間何年経っても、考えを追って払って悩んで苦しんでいるなあと
足の痺れを感じながら改めて思う座禅会の日でした。
子供のいる友達のことと比べた時の例を出したけれど
考えるといっつもどこでもだいたい「追って払って」います。
特に「追って」は、振り返ると悩んでいる時や暗くなっている時に
やっていました。