『あきらめる練習』というお坊さん(名取 芳彦さん)が書いた本を
本屋で見つけ読んでいます。
あまり説教くさい、説明的な本は遠慮してしまうのですが
この本はなんとなーく読み始め、結構私には合っているようです。
その中で、(私なりの言葉で勝手に置き換えてしまうけれど)
縁がない縁、
しなかったことで生まれる縁のことが書かれていて
ツボにはまってしまいました。
確かに出会う縁ばかりクローズアップされるけれど
出会わなかった縁、一緒にならなかった縁も貴重だよなあ。
出会ってたらひどい目に合ったかもしれない人に
会わなかったというのも縁。
どうしても
した縁、できた縁、などを考えてしまうけれど
好きな人に振り向かれなかった縁とかも実は大事かも。
しなかった縁、できなかった縁も大切な縁。
子供がいたらできたであろうママ友、もしかしたらずっと付き合える仲のいいママ友ができた
かもしれない。
しかし子供がいなかったからママ友ができなかった、そのママ友ができなかったという縁。
子供がいなかったから歩んできた社会の中での関わり、人との縁。
顔も見ることなかったママ友より今ある縁をのフシギを大事にしていかねば。