ちょっと真面目なハナシ。
交流会でOver50歳くらいが集まると、老後、そしてそのあと・・・
家族、親戚、近所など人との結びつきが弱くなった社会で
「誰に最期を依頼」するか、、、は不安大要素。
(30代40代前半の参加者が一緒だと
こういう話で盛り上がるとちょっと申し訳なく)
血縁、、、甥?姪?いや、昔のような密な地域コミュニティもなく
血縁の結びつきも薄くなり、、、それに一人っ子どうしの結婚で子供がいない場合は?
お金を託して面倒を見てもらうということで言えば
今NPOや会社でそうした事業をしてくれているところもあると思う。
でも経営だってどうなるか分からないから
預けたお金が消えてしまうこともあると安易に頼めない。
成年後見人制度もあるけれど
ごく一部の良くない後見人の弁護士さんがお年寄りの財産を横領してしまった話。
最近ニュースで聞く。
そんな中でもNPO等で一生懸命独り身のお年寄りの面倒を見ている人もいらっしゃって
頭が下がる。テレビでその姿を見たことがあります。
でも本当に大変そうで、そうした人たちが多くいらっしゃるわけではないし、リソースにもこの先限界があると思う。
とすると、、、看取りや亡くなった後のことを託せる公的制度が欲しいところ。
これだけ独居の老人(そして身寄りもいないか極めて少ないか)が増えていて
対策を早くから打てる人はいいけれど
そんな人たちばかりではないし。
実際、何かしなくちゃと思う年取った時には体も思うように動かない。頭も働かない。
今朝、NHKのニュースで
広がる”死後不安” 選択を迫られるお年寄りたち
を見ました。
亡くなった後のことを心配して献体契約も増えているらしいけれど
申し込みが多くなっているらしく既に断っている先もあるらしい。
既に今お年寄りが自分の最後のことで悩んでいる。
この特集の中で大学の先生が
「無縁化・孤立化した最期を送る人たちが、どんどん増えていくので、社会全体で“死の社会化”、死を社会で考えて、何らかの対策を取らないと、公共政策として
“人の人生を、どうやって終わっていくべきなのか”、国の政策の関与も必要ではないか。」
(そのまま記事から引用させていただきました)
とおっしゃっていました。
つづく