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日野原重明先生が105歳でお亡くなりになったというニュース。
いつまでも長生きされて、若輩者に元気を与えてくれると思っていたから
長寿も長寿と言っても
やはりショックだった。
いつくらいか、15年くらい前かな
かなりつらいことが重なった時に
日野原先生の本は本当に救いになった。
最近は御本も読んでいなかったけれど
本当に「いつまでもずっとお元気でいらっしゃる方」と錯覚させられるくらい
日本人、特に一部のシニアの人々にとってはお手本のような
存在だったかもしれない。
よく覚えていないのだけれど(テレビで見たのか自分で見たのか忘れてしまった)一度講演会に行った記憶がある。
それとは別に、母親と叔母さんに話を聞くと元気が出るよと日野原先生の講演をむりやり聴きに行かせていた(^^;)
その時の補足メモがカルチャーセンターから実家に届いて
私が持って帰ってずっと持っていた。
お亡くなりになったというニュースに久しぶりに取り出してみた↑
達筆過ぎて分からない~
けれど
生き方上手 1、人生いかに過ごすか 2、すべての出会いが大切
と先生が書かれたコピーの文字は読めました。
人生いかに過ごすか、すべての出会いが大切、
この方が言うともう実感がこもりまくり。
Q&Aのコーナーのやり取りが文字に起こされていて(行っていないので私は聴いていない)
その中の要約をひとつ(聴講者はシニアが多かったと思われる)
Q4 落ち込んだ時、どうやって乗り越えますか?
先生:
毎日忙しくしているので、落ち込んでいる暇がないというのが実情です。みなさんにお勧めするのは速足でさっさと歩くことです。人間は運動をしているときにはぐずぐず考え込んだりすることができません。とにかく体を動かして、気分転換をすることです。
他に主人を亡くし、つらい、どうしたらいいですか、
仕事のストレスをどうしたらいいかなどのついての質問についても
どれも納得してしまう答え。
というか、落ち込んだ時の対処法同様、至極当然の答えなのに
説得力が違う。
(よど号のハイジャックに遭って
サリン事件の時に聖路加病院の院長で対応に当たって・・・こういう方の前だと
小さいことでぐじぐじ私悩んでるなあと思ってしまう(・・;))
日野原重明先生のご冥福を心よりお祈りいたします。